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     ノコギリクワガタを飼育しています
ノコギリクワガタ
 ◆学名:Prosopocoilus inclinatus inclinatus
 ◆英名:stag beetle
 日本産甲虫を代表する大型普通種の一つだったのですが、今世紀に入り温暖化の影響で、幼虫の生息する環境が悪化したり、カラスに食されるなどが原因で、激減しているそうです。
ノコギリクワガタの、成長の記録

2009/6/24(水) 雨のち曇り じめじめ

昨日からさなぎさんが、私の後ろにある棚へ引っ越してきました。

これから大体3週間後、7月10日前後に、さなぎさんに大きな変化が現れるらしいので、ちょこちょこ様子を伺っていきたいと思っています。


今朝、さなぎさんを見ると、こちらに顔が向いているので、フランクに挨拶をした後、写真を撮らせて頂きました。(写真上)

「おはよう〜」と言うタメ口が不愉快だったのか、眠いのにカシャカシャ撮られるのがうざったかったのか、背中を向けてしまいました。(写真下)

気持ちよく寝る為の、体のポジションが上手く見つからなかったようで、しばらくモゾモゾしている様子が、休みの日のおじさんっぽくって、なんだか親しみを覚えました。



2009/6/22(月) 曇り じめじめ

今回の写真は真夜中に撮影されました。上の写真が10時間前、下の写真は10時間後、なのだそうです。

長い間「C」の形に丸くなっていた幼虫は、サナギになる直前に、ピーン!!と一直線になって、

その10時間後には、なぜかまた、体が折れ曲がるのだそうです。

まるで足を伸ばして座り、手を足首の方へ伸ばす、柔軟体操をしているような姿勢になっています。

ゴムで出来たような、不思議な皮膚感の、サナギに変身しました。脱皮した皮は、サナギの近くに落ちているらしいです。

なぜか私は、サナギは、がっちり体がコーティングされていて全く動けないんだと、ずうっと思っていたのですが、普通に元気よく、自由に素早く動くんですね。驚きました。



2009/6/3(水) 曇り 朝夕は肌寒い

あれ?小さくなってない?
みずみずしさが無くなって、乾燥して、縮んでしまった印象です。しかも、全然動きません。

しかし、これは、元気がないのではなく、これからサナギになる準備中なのだそうです。
言われてみれば、体の周りの菌糸が、白から茶色に変化し、空洞が出来ています。幼虫が、せっせせっせと、自分の周りを何かで固め、サナギの寝床を作った様子です。

誰に教わる訳でもないのに、時期が来ると、寝床を作るのは、どうしてなのでしょうか。お腹が空いて、自然とご飯が食べたくなるのと同じように、なぜだか無性に周りの土を固めたくなるのでしょうか

生き物って、不思議、謎だらけだなぁ、と感心するばかりです。

2009/5/20(水) 晴れ 初夏の陽気

晴れの日の日中は、だいぶ暖かくなり、半袖で出歩ける季節になってきました。

幼虫さん、キビキビ動いています。暖かくなると、活発になる、とは聞いていましたが、ゆっくりした動作しか見た事がなかったので、驚きです。


そして、去年から今年の冬辺りまで、幼虫の体は、たくさん水分を含んで、ピカピカ光っていて、透き通った様子でしたが、

いつのまにか、水分が少なくなって、透明感がなくなり、少し黄色がかったゴムのような皮膚感になってきました。

私も成長して、かなり皮膚の水分量が減りましたが、クワガタも同じですね。






2009/4/24(金) 晴れ 肌寒い

3ヶ月前は、菌糸が螺旋状に食べられている様子が伺えたのですが、

最近は食事を余り取らずにおとなしくしているのか、瓶の内側に貼り付いている菌糸は、減っていないようです。

かといって、痩せた様子は全くなく、健康そのものの肌の張りです。プリップリのピッカピカです。

と言う事は、食べてないようで、食べているのでしょうか。
痩せて見えないけど、実は今、内臓脂肪が痩せていってるのかな、それとも外見は保ちつつ、体内では形が変化してるのかな?色んな想像が膨らみます。


一番下の写真は、菌糸ではなく、クヌギの木が朽ちて出来た土(餌)です。
どっちの餌で育った方が、大きく元気なクワガタに成長するのか、楽しみです。











実は

ミヤマクワガタも育てています。

ハサミ入れても5センチ程の、小さいサイズですが、 やっと土から出てきました。

従来のミヤマクワガタの静かな住み家と違い、ここは中華街、港町で横浜スタジアムもあり、やかですが、頑張ってなじんで頂きたいと思っております。


 

2009/1/29(木) 曇り 雨が降りそう

きのこ強いです。

幼虫が、瓶の内側の菌糸を、ぐるぐると食べて行った足跡(?)を、また菌糸が覆って、ふんわり雪化粧のようになっています。
食べても食べても生えてくる様子。

蓋を開けてみると、きのこが、生えていました。真っ白くて、笠がない、じくばっかりのきのこが、うねうねーっと生えていました。

見様によっては、近未来の森の様で、美しいのですが、不快感を覚える方も居そうなので、写真は撮りませんでした。

幼虫は、冬で活動が控えめな為か、前回と比べ、大きさにさほど変化を感じませんでした。








2008/12/08(月) 晴れ 冬本番の寒さ

また、約一ヶ月ぶりの更新です。
瓶に入れた時点では瓶の底にいたのですが、すごい上まで上がってきています。

自分の体の周りにある菌糸を、食べて食べてトンネルを作ってたら、知らず知らずここまで来てしまった、といった様子です。

幼虫の割に、すごい貫禄です。かっぷくの良い腹回り。赤ちゃんだかお父さんだか分かりません。幼虫の世界では、この子達はメタボなのでしょうか?
体長7センチ、見た目の横幅は1.5センチ位、胴回りは2.5〜3センチ位ありそうです。









2008/11/14(金) 晴れ 寒いです

一ヶ月ぶりの更新です。久しぶりに幼虫に会いましたが、かなり立派に成長していて、びっくりしました。

まだ赤ちゃんの内から個室で生活してるのに、親に世話して貰う訳でもなく、一人でこんなに大きく育つってすごいです。

2匹とも、以前の3倍くらい太くなった気がします。

すでに、想像していた幼虫サイズより大きくなっているのですが、もっと大きくなるのでしょうか。






2008/10/10(金) 晴れ 9月上旬の暑さ

キノコの菌糸の瓶詰めの写真です。チョコレートにアーモンド粉をまぶしたような、ミロと粉砂糖をミックスしたような感じに見えますが、キノコの菌糸です。

上から見ると中央に500円玉位?の大きさの穴が開いていて、そこにおとといの夕方、瓶1本につき、3齢幼虫を1匹ずつ入れてから、2日経った所です。

今回は太さ0.8mm位の、スレンダーな3齢幼虫にモデルになって頂きました。

もう早速、菌糸をかなり食べているように見えます。今後、この瓶の中で何が起こっていくのか、楽しみです。




2008/10/8(水) 雨 昼過ぎから晴れ

あっと言う間に3齢幼虫がいっぱいになりました。

キノコの菌糸の瓶詰め(素人の私が見た所、ミロと粉砂糖をミックスした粉が、コーヒーの瓶に入っているのとそっくりに見えました)が沢山届きましたので、3齢幼虫を、その瓶へ移し替える作業を行いました。

幼虫は、その瓶の中で生活しつつ、自分の周囲にある餌を食べて生きます。自分のおうちが食べられるなんて、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家のようです。憧れの、夢のおうちです。

この菌糸を餌にすると、より大きいクワガタに成長するのだそうです。




2008/9/29(月) 雨・台風15号接近中

先週まで半袖だったのに、今日はいきなり17度。11月上旬の寒さなのだそうです。急な気温の変化で幼虫が体調を崩さないと良いのですが。

前回より大きい幼虫を見つけました。太さ5mm位の2齢幼虫です。


2008/9/19(金) 雨・台風13号接近中

初齢幼虫です。太さ2.5mm、体長15mm程度でしょうか。

2008/9/18(木) 雨・台風13号接近中

現在卵が20個ほどあり、初齢幼虫(卵から孵ったばかりで脱皮未経験の幼虫の意)も3、4匹いる様子です。



2005年も、カブトムシとクワガタを飼育していました→日誌
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